戦国宗教社会=思想史 -キリシタン事例からの考察-
16世紀の戦国末期に、人口1000万人にも満たない日本列島でわずか数十年の間に30万から40万の信徒を獲得し、秀吉や江戸幕府が無視できぬほどに成長したキリシタン …
詳細へ聖書解釈者オリゲネスとアレクサンドリア文献学 -復活論争を中心として-
オリゲネス(185-254年頃)の時代、初期キリスト教は未だ確固とした地位を得られぬ非合法宗教と見なされ、周辺世界から様々な批判を受けていた。彼はアレクサンドリ …
詳細へルターと詩編 -詩編第四編の解釈を中心に-
ルターの思想や運動に密接にかかわる聖書の「詩編」、とくに第四編の解釈を、彼自身の生活や学問、言葉と音楽、神学と修辞学、神の義と人間の義、ディオニュシウスやカルヴ …
詳細へジョン・ヘンリ・ニューマンの文学と思想
本書は、ニューマンの生涯を辿りつつ、残された膨大な説教の魅力を語り、新大学設立に当たり、教養教育と道徳的規律、それに宗教的献身を統合した彼の大学教育の理念を解明 …
詳細へエックハルト ラテン語著作集Ⅳ -全56篇のラテン語説教集-
神学教授の主要任務は、聖書講解と討論の主宰、ラテン語説教を行うことであり、本書はそのための草稿である。説教の主題は多岐にわたり、なかでも存在と無、生と死、善と悪 …
詳細へパウロによる愛の賛歌 -Ⅰコリント13章について-
聖書学 2010年10月1日
キリスト者の現実の生活における究極の事柄は「愛(アガペー)」である。パウロの『コリントの信徒への手紙1』の13章はそのテーマを最も象徴的に表現したものであり、文 …
詳細へパウロの「聖霊による聖書解釈」 -身読的解釈学-
神学書 2010年5月7日
「カトリック」と「禅」という、東西を代表する2つの宗教を実践してきた著者が、長年の体験と研究に基づいて聖書を解釈するが、その際に禅の修業から学び取った身読的方法 …
詳細へ現代ヨーロッパの人間学 -精神と生命の問題をめぐって-
宗教・哲学 2010年5月7日
本書は、様々な形で進展する人間学の実相に精神と生命の視点から迫り、その成果の全体像を見事に叙述した、他に類のない貴重な業績である。半世紀に及ぶ著者による人間学研 …
詳細へトマス・アクィナスのエッセ研究
トマス思想の中心的な概念であるエッセについて、独自の視角からアプローチした意欲的作品。著者はトマスの最初期の作品『有と本質について』から最晩年の『命題論註解』に …
詳細へ