エディット・シュタインの道程 -真理への献身-
歴史・評伝 2014年6月3日
エディット・シュタイン(1891-1942)は激動のヨーロッパの暗い波乱の時代に、清冽な光を放った。 敬虔なユダヤ教徒の家庭に生まれ、フッサールのもとで哲学探究 …
詳細へ医療と身体の図像学 -宗教とジェンダーで読み解く西洋中世医学の文化史-
近代医学の柱である西洋医学の伝統を、心身の健康という観点から明らかにする。著者は西洋中世の医学と医療を、疾病を取り巻く自然環境や社会環境に加え、医師・看護士が行 …
詳細へ出会いの他者性 -プロメテウスの火(暴力)から愛智の炎へ-
宗教・哲学 2014年3月17日
今日、人間は地球規模の暴力(ヒュブリス)に見舞われている。アウシュヴィッツやFUKUSHIMAに象徴される暴力は、アフリカ地域の争乱、中近東の荒野や諸都市、福島 …
詳細へニューマン枢機卿の黙想と祈り
信仰書・人生論 2013年11月15日
枢機卿ジョン・ヘンリ・ニューマン(1801-1890)は、英国教会からローマ・カトリック教会に転じた聖職者で、近代ヨーロッパの精神史に大きな影響を与えてきた宗教 …
詳細へ新約聖書の根本問題 -十字架・復活・高挙の神学-
聖書学 2013年9月25日
本書はヨハネ福音書をはじめ共観福音書、パウロ書簡、ヘブル書などを検討するとともに、新約聖書の言語の問題を通して、新約聖書の根幹をなす「十字架」「復活」「栄光」そ …
詳細へ中世における信仰と知
宗教・哲学 2013年5月30日
本書はキリスト教古代から近世にいたる「信仰と知」をめぐる思索を代表的な思想家を通して解明する。古典古代で形成された知の探求構造はいかに聖書理解に受け継がれたか、 …
詳細へ