[講談社文芸文庫]『深い河』創作日記
文学・エッセイ 2016年5月11日
遠藤周作最期の、純文学書き下ろし長篇小説は、病魔と闘いながら、魂と体力のすべてをかけて書かれた。『深い河』は遠藤周作の思考の行き着く果ての神についての、ひとつの …
詳細へ[講談社文芸文庫]遠藤周作短篇名作選
文学・エッセイ 2013年1月11日
遠藤周作には、代表的長篇小説が多くあるが、それぞれの長篇には、源泉となる短篇作品がある。遠藤文学の核となる名短篇十二篇と単行本未収録の一篇 「シラノ・ド・ベルジ …
詳細へ[講談社文芸文庫]哀歌
文学・エッセイ 2008年10月20日
肉体の恐怖の前には精神など全く意味を失ってしまう。臆病に生き臆病に埋もれて、自分がどんなに卑怯なのかどんなに弱いのか、たっぷり承知している―弱者。弱者を凝視して …
詳細へ[講談社文芸文庫]堀辰雄覚書・サド伝
宗教・哲学 2008年2月1日
神とは何か。悪とは何か。日本人にとってキリスト教信仰はいかに可能か、という問題意識のもと、戦時下より親交のあった堀辰雄の作品を対象に、その純粋性から宗教性へ、さ …
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