[岩波新書 新赤版1233]聖書の読み方
聖書学 2010年2月18日
「聖書は信仰をもつ人が読むものだ」。世界一のベストセラーとは聞いても、どこか近寄りがたさを感じてしまう書物『聖書』。本書はその聖書を、広く人びとに開かれた一冊の …
詳細へ原始キリスト教の心理学 -初期キリスト教徒の体験と行動-
「歴史的宗教心理学」という斬新な方法論を駆使して、初代教会の心性(メンタリティ)の世界に迫った画期的な大著。初期キリスト教徒たちがいかなる「心の世界」に住んでい …
詳細へグノーシス「妬み」の政治学
宗教・哲学 2008年7月14日
「われは妬む神」。妬みという人間的な暗い情念のドラマとして、グノーシスの救済神話を読み解く歴史的宗教心理学の試み。流出から回帰へ、世界創成の宇宙的循環モデルは、 …
詳細へ[聖書の研究シリーズ 62]「この男は何者なのか」 -マルコ福音書のイエス-
聖書学 2007年12月3日
マルコ福音書の中で、重要な節目ごとに繰り返されるこの問いと、その都度与えられる答えをめぐって、福音書記者マルコは物語を先へと進め、さらに読む者自身に問いへの答え …
詳細へ受難の意味-アブラハム・イエス・パウロ-
宗教・哲学 2006年7月3日
アウシュヴィッツや原理主義に象徴される他者の受難に対して,聖書は何を示すのか。十字架のイエス,アブラハムのイサク犠牲―旧新約の解釈を通して,人間の苦難を捉え直し …
詳細へ一神教とは何か-公共哲学からの問い
キリスト教書籍 2006年3月3日
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は一神教といわれているが、果たしてそうなのか。日本における一神教の系譜はどうなのか。現代世界の宗教をめぐる諸問題について、公共哲 …
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