• 期日: 2019年6月12日(水)~ 2019年6月30日(日)まで
    時間: 平日10時〜20時、日曜日13時〜20時
    場所: 教文館3階ギャラリーステラ
    主催: 教文館

江戸時代に絹よりも安く、生活に適した木綿が生産され、その木綿を使って「和更紗」が生まれ、町民を中心に一気に普及しました。「和更紗」の起源はインドにあり、安土桃山時代に舶載されて日本に伝わりました。この「インド更紗」を模倣して、日本独自の豊かな感性で作り直され庶民に愛されるようになりました。

本展では、装幀家・熊谷博人氏の新刊『和更紗 江戸デザイン帳』(CREO、2018年)の刊行を記念して、和更紗の世界を著者の和更紗コレクションとともに紹介するものです。町人文化から生まれたデザインの豊かさと、美意識の世界をお楽しみください。

○『和更紗 江戸デザイン帳』 A5判・並製・本体1800円+税

(CREO、2018年、ISBN978-4-87736-148-8)

1)展示物(熊谷コレクションから)

①和更紗の現物(江戸~明治期、英文キャプション付)

②和更紗の見本帳

③佐羅紗便覧(安政7年)日本最初の更紗指南書  ほか

2)同時開催:和更紗小物と書籍の展示販売

・和更紗と復刻現代更紗(染め・中野史朗)の小物

和更紗パネル、数寄屋袋、香袋、帯留め、くるみボタン、ぬいぐるみ猫、きものエプロン、裁縫道具入れ

・和更紗関係書籍