• 期日: 2024年8月3日(土)
    時間: 14:00~15:30
    場所: 教文館3階ギャラリーステラ
    主催: 日本キリスト教団出版局/教文館 共催
    料金: 無料(事前予約制)

監修者・著者の柴崎聰さんと読書会!『あらすじで読むキリスト教文学 芥川龍之介から遠藤周作まで』(日本キリスト教団出版局)をテキストとした読書会を致します。

【開催概要】
本書の副題を見て、「芥川龍之介がキリスト教文学?」と思われる方も多いことでしょう。では、キリスト教文学とは何でしょうか。キリスト教と文学、それぞれに内在する力と、両者が交差するところで起こる”相互作用”について、講師の柴崎聰さんが講演します。
収録作品 24 の中から『奉教人の死』(芥川龍之介)、『こころ』(夏目漱石)、『柳橋物語』(山本周五郎)を中心に、「作家の略歴」「作品のあらまし」を説明し、「作品からの文章引用と定義との検証」を行います。あらかじめ本書をご一読いただけると、より理解が深まると思います。
文学作品とキリスト教の可能性について、聴講者の方々と語り合います。

【収録作品】
思出の記(徳冨蘆花)/牛肉と馬鈴薯(国木田独歩)/何処へ(正宗白鳥)/桜の実の熟する時(島崎藤村)/こころ(夏目漱石)/出家とその弟子(倉田百三)/クララの出家(有島武郎)/奉教人の死(芥川龍之介)/南京の基督(芥川龍之介)/青銅の基
督(長与善郎)/蟹工船(小林多喜二)/よだかの星(宮沢賢治)/いのちの初夜(北條民雄)/風立ちぬ(堀 辰雄)/旅愁(横光利一)/天の夕顔(中河与一)/イノチガケ(坂口安吾)/巴里に死す(芹沢光治良)/柳橋物語(山本周五郎)/人間失格(太
宰 治)/野火(大岡昇平)/美しい女(椎名麟三)/試みの岸(小川国夫)/侍(遠藤周作)

【 イベントスケジュール 】
◎8月3日(土)14:00-15:30(開場13:30)
講師:柴崎聰(しばさきさとし)氏
会場:教文館3Fキリスト教書部ギャラリー
定員:25名
参加費:無料(要予約)。申込多数の場合は、ご連絡の上調整をさせて頂くことがございます。
参加者は『あらすじで読むキリスト教文学 芥川龍之介から遠藤周作まで』(日本キリスト教団出版局)を読了していることが望ましいとされています。当日書籍の販売も致します。
お申し込み方法:
・Peatixでのお申し込み

お申し込みはこちら

・メール: xbooks@kyobunkwan.co.jp
・お電話(平日営業時間内10時~18時): 03-3561-8448
Peatixでのお申し込みを優先いたします。その他、メール、お電話でのお申し込みも受け付けます。

【講演者紹介】
柴崎 聰(しばさき・さとし)
1943 年、仙台市に生まれる。慶應義塾大学法学部を卒業し、41 年間、編集者として活動。その間、日本大学大学院において学位取得(総合社会文化)。現在、日本聖書神学校講師。日本現代詩人会、日本詩人クラブ、日本キリスト教詩人会、日本キリスト教文学会会員。著書・詩集『文脈に立つ短剣符』(2023 年、土曜美術社出版販売)など、評論『詩人は聖書をどのように表現したか』(2022 年、新教出版社)など。