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内容詳細

人間の存在全体をかけて神を賛美する

初代キリスト教の伝統はすべての教会の共有財産であり、その形成に貢献したのが「古代ギリシア教父」である。彼らが模索した「神に向かう人間のあり方」は「キリスト教霊性」と称されるものに結実し、修道制と神秘思想、また神化思想を成立させた。現代も東方キリスト教において権威を堅固に保ち続けている、彼らの信仰と教えの遺産とはどのようなものか。キリスト教霊性思想の起源と発展を探究し、その核心に迫る好著。

【目次より】

第1部 キリスト教霊性思想の源泉

第2部 キリスト教神秘思想の源泉

第3部 東方キリスト教修道制の成立

第4部 カッパドキア三教父の霊性

第5部 東方修道神秘思想の瀬尾立

第6部 東方神化思想の成立

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