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内容詳細
キリシタン渡来の陰になにがあったのか?
沈黙の民、その歴史に迫る!
長崎県は、長崎港という江戸期最大の港があって土地面積も広いのだが、九州の他県に比して相対的に被差別部落が少ない。
この地方は、全国でもキリシタンが最も多かった。
したがって弾圧も過酷をきわめたのだが、その問題と深い関連があるのではないか、というのが私の仮説である。
何回か島原半島を訪れてキリシタン遺跡を調査してそのように考えるようになった。
<天草・島原の乱>で約三万人が戦死したが、家族全員で原城に立てこもっていたので、農漁村のかなりが全滅した──。(本文より)
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