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内容詳細

絶望的に見える世界を、希望をもって生きるための道しるべ

 

バイオ技術と生命操作、開発と環境破壊、広がる格差と紛争、テロと管理社会など、複雑で困難な課題が山積する現代世界に対して、キリスト教はいかなるメッセージを発しうるのか。

終末論的に生きることの真の意味、そこに秘められた希望とエネルギーを聖書から捉え直し、21世紀の神学的倫理を構築しようとする意欲作。

『希望の倫理』(1964年)によって華々しくデビューした著者は、その後次々と意欲的な書物を通して戦後神学界をリードしてきた。

そして40年後、自らの神学的営為と総括する倫理学を発表した。

それが本書である。

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