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内容詳細

カルヴァリオ(ゴルゴタ)へ──。

主の苦しみに合一するために、心的巡礼を続けた人々の歴史。

イエスは十字架を背負い、処刑場までの道のりを辿った。

その際受けた苦しみを記念する場、「留」(statio)を巡り、主の苦しみを黙想し祈る信心形態は、ベルギー・フランドル語圏から発生し、やがてスペイン、イタリアへと広まった──。

 

十字架の道行き信仰の発生と展開を究明、跡付けたベルギー人神父の論考を初邦訳。

日本においてはほぼ皆無の「十字架の道行き」研究を切り開く、重要な一書。

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