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内容詳細

洗うが如き赤貧と病苦に苛まれながら、常に喜びをもって福音を説き続けた信徒伝道者・徳永規矩(とくなが・のりかね)とその妻歌子。規矩の没後、海老名、内村、植村など当時のキリスト教界の重鎮がそろって序文を書いて出版された自伝的文書『逆境の恩寵』(1904年警醒社)は、明治・大正・昭和を通して信仰書の大ベストセラーとなった。

本書は、規矩の孫に当たる著者が、『逆境の恩寵』を現代の読者のために分かりやすく書き直すとともに、妻歌子の生涯と子どもたちの後日にも触れる。明治のキリスト者の熱い気概に接することができる感動の書。

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