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内容詳細

権力は何に由来するのか

磐石にみえたヨーロッパの中世世界が倒壊へと向かう14、15世紀に、教会の現状や教皇権力そのものを問い直し、宗教改革への門戸を開いたオッカムのウィリアム、ジョン・ウィクリフ、ヤン・フスの教会論・政治論を収録。

教皇の至上権の否定、ミサに対する批判、聖書原理の展開等、当時異端とされた彼らの主張の数々は、フスの火刑からちょうど1世紀後となるルターの登場を先取りしたといえよう。

オッカム:「教皇ベネディクトゥス12世ヘの反論」 「対話篇 第3部」 「教皇権力に関する八提題」 「教皇の専制支配に関する小論」

ウィクリフ :「祭壇の秘跡について」 「教会論」

フス:「教会論」

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