『イエスという人』補足編

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2007年4月に岡野さんが「イエスという人」を出版したその「あとがき」に、「本書は山下次郎先生が、1987年10月から1988年9月まで月一回、12回にわたり、「イエスという人」という題で、今井館伝道聖書集会において講義してくださったものを私が筆記したものであります。」とある。この講演は今から20年も前に行われたことになるが、私が今読んでみて、ここは訂正する必要があると思う個所はないのである。しかし、20年の間には「イエス」または「イエス・キリスト」と題する書物は数多く出版されている。また福音書に関する研究成果も数多く発表されている。私もそのいくらかについて読み、また勉強した。それで「イエスという人」に述べられていることに関して補足を書くといいなと思った次第である。こうして書き上げたのが本書である。2008年6月（本書「はしがき」より）

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