税込価格:5500円
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内容詳細
日本や欧米におけるティリッヒ研究や先行研究を参照し、近代以降のキリスト教思想研究のさらなる展望を試みる.
はじめに
第一部 問いとしての近代とキリスト教思想
第1章 「近代」と「キリスト教」を問う─問題設定と方法
第2章 近代/ポスト近代とキリスト教─グローバル化と多元化
第3章 翻訳の時代としての近代─シュライマハーの翻訳論を中心に
第二部 近代ドイツ思想とティリッヒ
第4章 ティリッヒとカント─近代キリスト教思想の文脈から
第5章 ティリッヒとフィヒテ
第6章 ティリッヒとシェリング─ティリッヒの根本的問いと思想の発展史
第7章 前期ティリッヒとヘーゲル
第8章 ティリッヒとシュライアマハー
第三部 ティリッヒ思想の射程
第9章 ティリッヒと宗教社会主義
第10章 ティリッヒの生の次元論と現代科学
第11章 ティリッヒとその思想的遺産─生の現象学を中心に
付論1 キリスト教学研究室とティリッヒ─ティリッヒ歿後50年を記念して
付論2 ティリッヒ関連文献の書評
1.茂洋著『ティリッヒ神学における存在と生の理解』
2.石川明人著『ティリッヒの宗教芸術論』
初出一覧
文献表
あとがき
索 引
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