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内容詳細
20世紀アメリカを代表する神学者ラインホールド・ニーバー(1892-1971)は、キリスト教現実主義の立場から政治と倫理の相克をめぐる鋭敏な考察を展開した。個人がより善くなれば、社会や政治の問題は解決できるのか。人間の本性と限界を冷静に見つめたうえで、正義の実現への道をさぐろうとした初期の主要著作。
〈目次〉
凡 例
一九六〇年版への序文
序 章
第一章 人間と社会――共に生きる術
第二章 社会生活のための個人の理性的資源
第三章 社会生活のための個人の宗教的資源
第四章 国民の道徳性
第五章 特権階級の倫理的態度
第六章 プロレタリア階級の倫理的態度
第七章 革命による正義
第八章 政治的強制力を通じての正義
第九章 政治における道徳的価値の保存
第一〇章 個人道徳と社会道徳との相克
原 注
訳者解説
訳者あとがき
人名索引
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