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内容詳細
天上への道は良心のそれである。 M.ルター
〈良心〉は、単に道徳意識の源泉であるにとどまらず、人間の生存と存在の根源――霊性――に深く根を下ろしているのではないか? 古今東西の宗教、哲学、文学における著者ならではの縦横無尽なフィールドワークの集積によって新たな「良心論」が誕生! 創造された人間すべてに備えられている“アンテナ機能”とはなにか?!
【主な目次】
序説――霊性の扉は良心現象の解明によって開かれる
序論 良心はどんな現象を意味するのか
第1章 日本人の恥の意識と良心
第2章 良心の現象 その1――社会的良心
第3章 良心の現象 その2――倫理的良心
第4章 良心の現象 その3――宗教的良心
第5章 良心概念の多義性と統一性
第6章 良心と悔恨の学説史
第7章 ルターとドストエフスキーの良心概念――比較考察の試み
付論 バニヤン『溢れる恩恵』の物語
『「良心」の天路歴程』――あとがき
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