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内容詳細

聖書翻訳の反復性

キリスト教の神を「神」と訳すか「上帝」と訳すか――。19世紀中国でついに決着がつかなかった訳語論争の本質を、その後の朝鮮語と日本語における聖書翻訳と比較しつつ、信仰の伝達と意味の翻訳の両面を手掛かりに考察する。さらに近年発達めざましい聖書翻訳理論と付き合わせ、そもそも聖書翻訳とは何かに迫った意欲的な研究。

【目次より】

序 章
第1部 訳語問題
第1章 中国語における訳語論争
第2章 日本語における訳語問題
第3章 朝鮮語における訳語論争
第4章 中国語、日本語と朝鮮語における訳語問題
第2部 訳語論争と等価
第5章 ナイダの動的等価理論からの訳語論争考察
第6章 カセット効果と訳語論争
第7章 訳語論争と等価
終 章

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