税込価格:3520円
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内容詳細
経済中心と言語化=情報化により、人間性は軽視され、「生」を見失った現代社会。宗教は、伝統の拘束から脱却し、現代に通じる言葉で、情報化されえない宗教的真実を語るべき時である。
現代人からの宗教批判、宗教からの現代批判を通して、「神は死んだ」現代に、宗教回復の道を示す最新講義。
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情報化された現代では、情報化されえない宗教的真実は無視されてしまう。それは人間性の無視・無理解に通じるものだ。いまは仏教もキリスト教も協力して確認可能な宗教的真実を現代に通じる言葉で語るべき時である。本書はこの方向へのささやかな一提言にすぎないが、この方向が本書の求める「宗教の行方」にほかならない。(「序にかえて」より)
■目次■
序にかえて――宗教の行方ということ
第一講 序説――問題設定と講義の内容
第二講 生の表層・中層・深層
第三講 用語の説明
第四講 社会・コミュニケーション・エゴとニヒル
第五講 言語と情報――表層批判と言語批判
第六講 言語批判と宗教批判・近代批判
第七講 直接経験
第八講 統合ということ
第九講 超越
第十講 統合論とキリスト教
第十一講 場所論から見た仏教
第十二講 まとめ――統合作用の場と創造的空
あとがき
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