著訳者など: 竹下節子:著
出版社: 筑摩書房
税込価格:902円
(本体価格: 820円)
判型:新書/240頁
ISBN:978-4-480-07406-5
発売年月:2021年6月11日
カテゴリー : キリスト教書籍歴史・評伝 購入サイトへ 問い合わせる ※在庫状況についてのご注意。
内容詳細
ペスト、赤痢、コレラ、スペイン風邪、新型コロナ――、古代から現代まで、人類は疫病とどのように向き合ってきたのか。律法により衛生管理を徹底し「穢れ」を排除したユダヤ教と、病者に寄り添い「魂の救い」の必要性を説いたキリスト教。二つの価値観が対立しつつ融合し、やがて西欧近代という大きな流れへと発展してゆく。聖書に描かれた病者たち、中世の聖者や王が施す治療、神なき現代社会で「健康」を消費する現代医学。疫病に翻弄される世界の歴史を描き、精神の変遷を追う。
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