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内容詳細

アブラハムの宗教であるユダヤ教,キリスト教,イスラム教の一神教とインドの宗教の考察をとおして,異なる神の性格と描写が確立された過程を述べ,さらに神の性格づけがその初期から発展し,変容した過程を明らかにする。公平で中立的な態度で神を分かり易く説明した本書は,神に憧れると同時に疑問を持つ読者にとって必読書となろう。

【目次】

凡例
はじめに

第一章 神は存在するか?
神について語る――哲学者と詩人たち
言葉と意味
神を語る――類推と全知,全能
無神論
神の死――超越と内在
神の存在を支持する議論
観察と推論

第二章 なぜ神を信じるのか?
神と宇宙についての理解の変化と信頼性
神経科学と経験

第三章 アブラハムの宗教――ユダヤ教の神理解
カナン人たちと約束の地
ダビデ 神殿 メシア
苦しみと死
一つの神 聖性

第四章 アブラハムの宗教――キリスト教の神理解
契約とトーラー
イエスと神
磔刑と復活
神の子
教義の展開――キリスト論 贖罪 三位一体

第五章 アブラハムの宗教――イスラム教の神理解
ムハンマド
『コーラン』
啓典の民
神の意志

第六章 インドの宗教
基本となる信仰
崇拝と見神
『ヴェーダ』と神々
ヴィシュヌ
シヴァ
マハーデーヴィー(大女神)
唯一神と多くの神

第七章 神を知る


訳者あとがき
参考文献
索引

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