永遠のいのちの中へ -聖書の死生観を読む-

語学教育に優れた業績を残してきた著者が、定年を迎え、自分の死について思考し、三十年余の信仰生活を振返り、神との関係をあらためて再確認する。自分の「信仰は本物か」、「信仰にあやふやなものはないか」、「いざ死に瀕して平安を保っていられるか」等、考えるべきことが浮かんできた。こういう視点で聖書を読み返すと、聖書がいかに「永遠のいのち」について多くのことを語っているかに気がつかされた。著者はもっとも重要と思われるメッセージをキリスト教思想と絡めながら書き記す。