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内容詳細

1914(大正3)年、ロサンゼルスに日本人児童のための養護施設「小児園」が設立された。設立者は大分・宇佐出身の楠本六市。「小児園」に保護された一人の幼女(移民の孤児)は、手足にひどい火傷を負っていた。六市はこの子を安子と名付け、自分の娘として育てる。極限的な境遇から救い出された安子は長じて後、日中戦争の只中に中国へ単身渡り、上海郊外に「小児園」を開設する。近代史に埋もれた「父娘」の軌跡を活写!

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