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内容詳細
2005年イギリスで『戦争と恵み』が出版された。この中には世界から13人の戦争体験者を選び自伝的記録を掲載、そのひとりに訳者の夫、新屋徳治(しんやみちはる)が貴重な体験を記している。彼は海軍兵学校卒業後、ガダルカナル近くの海で軍艦が沈没。海を漂いながら生と死を彷徨い、救助に近寄る敵艦に身を隠すこともできず捕虜となった。収容所の生活で初めて聖書に触れ、神をかたくなに拒み捕虜の生活が続いていく。しかし、一冊の本に出会い聖書と向き合うようになる。副題に「世界大戦からの短い諸伝記」とあるイギリスで出版された本は、新屋徳治の証しを世界中に伝えるものになった。
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