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内容詳細

「お金を稼ぐことは良いことなのか、それとも悪いことなのか」と自問自答していた時に気づかされたことがあった。

それは、金持ちは自分で稼いだお金だから、誰にも感謝する必要もないし、また分け与える必要もないと考えていたこと。

また貧乏な人は、世の中は不公平だという不満の気持ちで一杯で、やはり感謝の気持ちなど微塵もなかったこと。

こうして金持ちは傲慢になり、貧乏人は卑屈になるということがわかった。

ある時、聖書の創世記1章1節「始めに神は天と地を創造された」ということばに出会い、世の中の富の源は人類に無償で提供されていて、その無限に近 い富が色々な形の労働により、収益という形を取りながら全ての人に分配されていること、あるいは分配されなければならないことに気付かされた。

また、「富」は聖くも汚れてもなく、創造主なる神からの贈り物であることもわかった。

「富」が汚れていると思わせる要因は、それを扱う人間の「原罪」(生まれながらの罪の性質)であることもはっきり分かった。

人々が正統的に正々堂々と後ろめたい気持ちを持たずに富を得、また得た富を思いやりの気持ちと正しい方法で放出すれば、健全な血液の循環にように、スムースな富の循環が全世界に起こり、より住みやすい社会になるのではないかと思い、この本を出版することにした。

(著者まえがきより)

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