税込価格:4180円
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内容詳細
日本人キリスト者にとって永遠の課題である
「2つのJ」(イエスと日本)の問題に、
先人たちはどのように取り組んだのか。
イエスの福音の普遍的な宣教において、日本という「特殊」はいかなる意味を持つのか。日本的特殊性はどのようにして用いられ、どのようにして克服されるのか。
近代日本がまさに国民国家を形成する激動期に、この「2つのJ」という永遠の課題に立ち向かった内村・南原・矢内原・大塚の4人の先人の足跡を追う。相互の異同を通じて、ネイションとステイトにどう関わるか、現代日本のキリスト者の課題を考える。今必読の書。
【目次より】
1 内村鑑三にとってのクロムウェル
―― 無教会の政治思想
2 テーマとしての「国家と宗教」
―― 内村鑑三・南原繁・大塚久雄
3 国家・教会・無教会
―― 南原繁とカール・バルト
4 社会科学と国家の理想
―― 矢内原忠雄の学問と信仰
5 帝国主義とファッシズム批判
―― 矢内原忠雄の預言者的精神
6 「エートス」と「ネーション形成」
―― 大塚久雄の史眼と福音理解
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