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内容詳細

リクールが『他者のような自己自身』(1990年)と『記憶・歴史・忘却』(2000年)の二つの哲学的著者の間に発表した聖書論7編。著者傘寿をはさんでの力作ぞろいである。テキスト、解釈行為、倫理にまたがる不可避な連関を徹底的に追究。また巻末に、リクールの聖書解釈学がカトリック教会に及ぼした影響とその意味を考察した、訳者による補論を収録。

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