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内容詳細

義理の娘ケイトの自殺。その喪のプロセスを著者夫妻は克明に記録する。自殺者の遺族になるという衝撃・混乱、そしてキリスト者の遺族ゆえに直面する「自殺は罪」という神学、その二重の葛藤の中から生まれてきたのが本書。各章冒頭のカー夫人の詩に象徴される、夫妻の絶望から希望への旅と、「自殺は罪」の神学がどこから来たのかを探る、聖書から、教父、アウグスティヌス、トマス・アクィナス、ボンヘッファーら現代の神学者にいたる遡行の旅は、アメリカ国内外に大きな反響を呼んだ。

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