税込価格:4180円
この商品を買う 問い合わせる
※在庫状況についてのご注意。

内容詳細

戦後教会史に異色の足跡を残した一信徒の生涯

井上良雄(1907-2003)。京大独文科卒。戦前は新進の文芸批評家として注目された。叔父は血盟団事件で暗殺された前蔵相井上準之助。13歳年長の女流作家仲町貞子と結婚。その後、精神的彷徨の時期に仲町の勧めで教会に通い始め、またカール・バルトを読んだ。1945年3月、日本基督教団信濃町教会で受洗。戦後は「キリスト者平和の会」の創立に尽力。日本基督教団社会委員長を歴任。また東京神学大学教授としてドイツ語を教えると共にバルト『教会教義学』第4部「和解論」の全訳を完成した。他にバルト『教義学要綱』など多数の翻訳がある。

※教文館出版部の出版物については「出版部」の商品ページに在庫表示がございます。