カトリック政治思想とファシズム
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内容詳細

オーストリア第一共和国は既存の支配層がカトリック勢力に支えられ急進化し、1933年ファシズム体制が樹立、38年にはナチス・ドイツに併合された。カトリック系政治思想家がローマ教皇の社会回勅をもとに形成した社会観・経済観・国家観を解明し、強い影響力をもったシュパンの身分制国家論を包括的に分析、さらにカトリック的普遍性とドイツ・ナショナリズムの狭間で揺れつつ存立した彼らの思想的営みを、反ユダヤ主義との関係も踏まえて明らかにする。

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