税込価格:2096円
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内容詳細

1931年の満州事変から太平洋戦争、そして終戦。この間に、国策と称し多くの日本人が、満州に開拓民として渡った。満蒙開拓団-その悲しい歴史を訪ねる旅。                                                                      戦後60年以上たったいまも、「満州」についての全容はいまだ明らかにされていない。                                    そこにあった悲劇を知る体験者も、いまや高齢化して、当時を語り継ぐ灯も消えようとしている。                                       沈黙に隠された歴史の真実に迫るべく、著者は、実際の体験者を各地に訪ね歩き、その血を吐くような生の声を聞く。                                                                                      抗うことの出来ない軍国主義のうねりに押し流されて、異国の地に果てた犠牲者の祈りが、本書と通して平和を訴えかけてくる。

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