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内容詳細

今、学校の現場で働いておられる教師たちは、子どもたちに対する教育活動だけでも大変なのに、それだけではすまされなくなっている。保護者に対するカウンセリングや指導、教育も大切な仕事になっているからである。特に十代の子どもたちの心は、少年少女から一人前の大人に変わっていく途上にあって不透明、不安定なものである。子どもたち自身にとっても、彼らと関わる大人にとっても、その心を正しく理解することは非常に重要な作業である。                                                              

本書の第一部では、十代の若者に直接語りかける手紙のように書かれている。読者自身の身近にいる十代の子どもたちにぜひ読ませたいと思わせる内容である。                                             

また第二部では、旧約聖書の賢者の言葉を用いて、大人が十代の若者を理解するためのヒントが書かれている。十代の子どもとの関わりを持つ大人にとって、ぜひ知りたいと思わせる内容である。                    

そして第三部では、著者が勤務する学校の「三育教育」というモデルについて、現場におけるさまざまな実例を挙げて書いている。この教育の現場をぜひ自分の目で見てみたいと思わせる内容である。                

中等教育の現場で二十五年以上教師として働き、現在も、学校長として教育の現場で指導しておられる著者ならではの生きた言葉を通して、あなたにもぜひ十代の若者の真の心に触れていただきたい。(本書「まえがき」より)

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