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内容詳細
世界中の宗教をその創草期から現代まで地域ごとに俯瞰し、儀礼、神話、芸術など7つの次元から総合的、体系的に活写。
英米宗教学界の第一人者によるグローバル化時代をむかえた地球上の多様な世界観を知るための格好の書。
第Ⅰ巻では原始宗教から中世を扱う。
[目次]
序章
第1章 原始宗教(起源の問題/歴史前の宗教生活の諸パターン)
第2章 南アジア(インドの多様性/インド宗教の構成要素/スラーマナの諸派/大乗仏教の台頭/バラモン教、ないしウバニシャッドの宗教 ほか)
第3章 中国(全般的俯瞰/草創期/古代/仏教の中国伝来/中世/朝鮮の貢献)
第4章 日本(日本宗教の主な流れ/草創期:神々と外国からの影響/太古/古代/古代から近世にいたる日本宗教)
第5章 東南アジア(地域の概況/上座部仏教と古代/東アジアの宗教史への貢献)
第6章 太平洋地域(太平洋の経験/ポリネシア宗教の諸次元/メラネシアの諸宗教:いくつかの類型 ほか)
第7章 南北アメリカ(広大な舞台/インカ帝国の宗教/南アフリカの小規模諸集団/カリブ海地方 ほか)
第8章 古代近東(概観/メソポタミアの宗教/古代エジプト/カナン人の宗教/イスラエル人の宗教)
第9章 ペルシャと中央アジア(メディア人とペルシャ人の統一/ゾロアスター教/マニともう一つの二元論の用い方 ほか)
第10章 ギリシャーローマの世界(ギリシャの宗教/宗教の中の諸宗教/ローマの宗教/パレスチナの宗教/ヘレニズム世界のユダヤ教徒とキリスト教徒 ほか)
第11章 古代・中世のキリスト教とユダヤ教(三位一体の教義/キリスト教信仰のローマ的形態とギリシャ的形態/ユダヤ教の新生 ほか)
第12章 古代・中世のイスラーム(イスラーム──その伝播の展望/アッラーの使者の生涯/草創期以後:古代イスラームの形成 ほか)
第13章 古代アフリカの諸宗教(アフリカの輪郭/アフリカ宗教の諸次元/若干の代表的な類型 ほか)