税込価格:6600円
購入サイトへ 問い合わせる
※在庫状況についてのご注意。

内容詳細

[目次]

「魂の不滅」

(学問の不変性、学問の基体としての精神の不変性。精神と理性的原理との結合の必然性。/理性は不変であり、精神は身体の調和ではない。/形は精神から奪い去られない。/精神は身体の組織的構成要素ではない。  ほか)

 

「魂の偉大」

序文(魂に対する六つの問いおよび魂の起源/魂の本性)

第一部  魂が物体的なものでないことの証明(魂の偉大/魂は空間的大きさがなくとも存在する/長さの性質/権威と理性/三つの直線によってできる図形の調和  ほか)

第二部  魂はさまざまな増大を欠く。魂の真の偉大(認識の対象と成長をめぐる魂と身体との相違/円の調和の理念、魂の調和、大きさの理念/何が魂を大きくさせるか。内的な認識  ほか)

第三部  感覚と認識(感覚および視覚の働き方/感覚的認識の再吟味/野獣は理性や知識を持っているか/魂は身体の全体に拡がらない  ほか)

第四部  魂の偉大さの七段階(魂の力と能力/真に礼拝されるべきものは何か。真の宗教/分類された七段階のそれぞれの名称について  ほか)

 

「教師」

(語る目的/一つの記号を他の記号で説明する理由/事柄は記号を用いないで伝えられるか/相関的な記号/自己自身を指し示す記号/言葉によらず、内なる教師によって学ぶ  ほか)

 

「真の宗教」

序文(哲学者たちは自分たちの学派の学校ではそれぞれ別の事柄を教え、他方、同じ神殿で礼拝をした/ソクラテスの警告および彼の限界/どんな学派に真の宗教が存するか  ほか)

第一部  作業全体の展望(カトリック教会の宗教は受け容れられるべきである/はじめに権威によって導かれて信じたものを、後に理性によって知解する。異端は教会に役立つ/二つの原理、二つの魂を主張するマニ教徒の誤謬  ほか)

第二部  悪と再生(救済)について(すべての生命は神からである。邪悪は魂の死である/人間の堕罪と贖罪/二種類の天使/罪は自発的な意思から生ずる  ほか)

第三部  善の創造。悪は何処から(無からの創造。一切の存在、善は神から/存在が悪なのではない。神の命令に対する違反、無秩序が悪である/不信仰な魂のみが宇宙の統治を好まない/すべての実体は善である  ほか)

第四部  人間の救済の二種の道(権威の道、理性の道/人類における二種類の人間の経歴/だれに、だれによって、どのように伝達されるか/救いのもう一つの手段、すなわち理性について  ほか)

第五部  理性による神への帰還(偶像崇拝の不敬虔は被造物への愛から生ずる/身体の美、肉欲、罪の罰について/真の隣人愛/完全な正義とは何か/聖書解釈の原理。四重の比喩/現世における愚者の道と賢者の道  ほか)

※教文館出版部の出版物については「出版部」の商品ページに在庫表示がございます。