税込価格:1980円
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内容詳細

本書は福音書の文面から、読む者がその深遠な神の教えの中に直接はいりこんでいけるように導く手引き書であって、しかも、聖書釈義の専門家である著者が長年の労苦の結果、さぐりえた実りを、できるだけ初心者向けに、しかも科学性を失わずに披露しているものである(三巻のあとがきから)。この第三巻は、聖書の中に度々、あらわれてきて、読む者をうんざりとさせる「系譜」の扱い方を教えてくれる。

 

もくじ

巻頭辞
研究の手引き
訳者補足
著者紹介
イエズス・キリストの創世の書
系譜の文学類型
イエズス、聖なる歴史の終局に(マタイ1,2~17)
産み続けること
14が三たび
四つの女性名
イエズス・キリスト、歴史の終局(マタイ1,1)
教会告知へ向けて
マタイの意図への第一接近
三部構成の構造
群衆
弟子たち
敵対者たち
教会告知へ向けて
人殺しのぶどうづくりたちのたとえ
序論
たとえと寓意
イエズスはたとえ話しか口にしなかったに違いないのか?
問題の再検討
もともとのたとえ話へ向かって
文学的分析
1. 序論
2. 従僕らの派遣
3. 一人息子の派遣
4. 将来
5. 注解
6. 歴史的エピローグ
このたとえ話の意味
類型
力点
意味
神学的透視
共観書前の観点
マルコの観点
ルカの観点
マタイの観点
結論
小辞典
索引
総目次
あとがき

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