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内容詳細
聖霊は「神」なのか?
キリスト教信仰の核心でありながら、聖書に明言されていない、聖霊の神性――この難問に、グレゴリオスはいかに向き合ったのか? 神論をめぐる論争の時代、正統な三位一体論の確立に不可欠な教父の神学に迫る、貴重な研究。
【目次】
序
第I部 グレゴリオスの生涯とその時代
第1章 アレイオス論争通史
第2章 グレゴリオスの生涯
第3章 グレゴリオスの著作
第4章 アレイオス論争研究史
第5章 ナジアンゾスのグレゴリオス研究史
第II部 神知識
第6章 Θεόςの定義
第7章 二つの神知識
第8章 神知識の可能性
第9章 神知識と救済
第III部 神の啓示
第10章 神のイニシアティブ
第11章 バシレイオスと教会の伝統
第12章 グレゴリオスにおける神との生ける交わり
第IV部 聖書と三一の神
第13章 聖書の沈黙
第14章 グレゴリオスとバシレイオスにとっての聖書
第15章 バシレイオスと神の神的霊
第16章 グレゴリオスと聖霊なる神
第V部 結論
第17章 結論
第18章 グレゴリオスの聖霊論からの問いかけ
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