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内容詳細
「世界遺産」にして西欧中世建築の白眉、シャルトル大聖堂──その歴史、その魅力の核心とは? 聖堂外壁を飾る中世の石工たちの力作のなかから16の彫像を選び、それら「聖母の衣」を起点に、ステンドグラスに彩られた聖堂内の光と色の世界へ、さらには聖なる書物としての大聖堂全体の「読み方」へと、わかりやすく誘う。長年にわたりステンドグラスの歴史の研究に従事、大聖堂のまわりを幾度となく行きつ戻りつ、くりかえし「聖母の衣の裾に触れ」てきた著者ならではの、行き届いた大聖堂案内にしてキリスト教美術入門。図版200点超。「シャルトル大聖堂年表」や各扉口の主要彫刻一覧、ステンドグラス配置概観図など、付録資料も充実。
【目次】
はじめに
1 洗礼者ヨハネ
2 聖女モデスタ
3 教皇グレゴリウスと弟子
4 ヨブとその妻
5 神の想念に芽生えた人の姿
6 聖母のエリザベツ訪問
7 聖マルティヌス
8 書物を手にした聖ヨハネ
9 火にあたる男──月暦二月の場面
10 いたずらっ子に愛の鞭を──文法の擬人像
11 聖母の死
12 日時計の天使
13 審判者としてのキリスト
14 針と糸の聖母
15 眠るエッサイ
16 マィエスタス・ドミニ──西正面に君臨する神
あとがき
付録
シャルトル大聖堂年表
西正面扉口の主要彫刻一覧
南正面扉口の主要彫刻一覧
北正面扉口の主要彫刻一覧
シャルトル大聖堂ステンドグラス配置概観図
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