中世思想原典集成 ８ -シャルトル学派-

近代のルネサンスに先立って中世のルネサンスがあった。「１２世紀ルネサンス」を主導し、古典古代の学知とりわけプラトンを援用しつつ創造論や自然観を革新したシャルトル学派の多彩な業績集。

【収録著作】　シャルトルのフルベルトゥス『詩集』、シャルトルのベルナルドゥス『プラトン註釈』、ギルベルトゥス・ポ レタヌス『ボエティウス　デ・ヘブドマディブス註解』、コンシュのギヨーム『宇宙の哲学』『プラトン・ティマイオス逐語註釈』、シャルトルのティエリ『六 日の業に関する論考』『ヘプタテウコン（七自由学芸の書）』、ベルナルドゥス・シルヴェストリス『コスモグラフィア（世界形状誌）』、ソールズベリーのヨ ハネス『メタロギコン』、アラスのクラレンバルドゥス『創世記についての小論考』、アラヌス・アブ・インスリス『アンティクラウディアヌス』