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内容詳細
好評の『名曲が語る音楽史』の改訂版。第二部 バロックの第1章 感情表現としての音楽が新たに書き下ろされ、第五部 現代の内容が一新した。
前者では通奏低音の発生が考察され、第2章の拍子論と組み合わされて、バロック理解のための構成が整えられた。後者の第1章 新しい響きを求めてでは、19世紀ロマン派から次の時代への移行期に何が起きたのかが包括的かつ具体的に論じられる。同第2章 「現代音楽」としてのポピュラー音楽では、ポピュラー音楽を音楽史の流れの中で位置づけた。
こうして、改訂版は副題どおり「グレゴリオ聖歌からポピュラー音楽まで」の西洋音楽史を、いっそう俯瞰的に網羅することになり、音楽史を考えるための主要テキストとして更に充実した。本書の大きな特色である名曲から具体的に「アナリーゼで解き明かす」アプローチは、改訂でも一貫している。
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