著訳者など: 宮下規久朗
出版社: 筑摩書房
税込価格:1375円
(本体価格: 1,250円)
判型:新書/480頁
ISBN:978-4-480-07401-0
発売年月:2021年6月10日
カテゴリー : キリスト教書籍歴史・評伝 購入サイトへ 問い合わせる ※在庫状況についてのご注意。
内容詳細
二〇二〇年四月、一枚の聖母像の前でフランシスコ教皇は、新型コロナと戦う連帯を全世界に呼びかけるミサを行った。今も昔も、悩み苦しむ人びとが求めるのは、「母なるもの」のイメージなのだろう。イコンをその源に持つ聖母は「受胎告知」「ピエタ」「無原罪の御宿り」など様々な主題を生み、祈りの対象としてのみならず、西洋美術史を強く牽引した。聖母像の起源から、ルネサンス、バロック、日本の南蛮美術やお掛け絵、現代美術に至るまで、その大潮流を追いかける比類なき美術史。
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