著訳者など: G.クラーク:著 松崎一平/佐藤真基子/松村康平:訳
出版社: 教文館
税込価格:3740円
(本体価格: 3,400円)
判型:A5/320頁
ISBN:978-4-7642-7438-9
発売年月:2019年10月25日
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内容詳細
モニカ(331-387)は、北アフリカのタガステ(現在のアルジェリア)の庶民階級に生まれた。殉教者でも、教師でも、修道者でもなく、『告白録』に母の思い出としてのみ登場するこの女性が、なぜ崇敬を集める聖人となったのか。歴史学・考古学・文化史などの視点から古代末期の女性像を再構築し、結婚以外の選択肢がほぼ皆無な時代性を描き出すとともに、現代にも共通する普遍的な妻や母という生き方の模範として、モニカの聖人化の過程を考察する。当時の女性史を学ぶうえでも画期的な著作。
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