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内容詳細
プロテスタント神学の源流を辿る
宗教改革の神学的端緒は、信仰義認(神の恩恵による救済)の再発見に見いだされる。このルターの神学的突破を歴史的背景から把握し、一連の聖書講義から思想の内実を読み取り、隠れたる神を説くルター独自の「十字架の神学」へと至る神学的展開を解明する。アウグスティヌスの恩恵論やドイツ神秘主義の影響も探る意欲的な研究。
〈目次〉
序 論
第一章 ルターの苦悩と教会改革
第二章 中世末期におけるルターの神学状況
第三章 アウグスティヌスにおける恩恵論の転回
第四章 ルターの神学的突破と信仰義認の確立
第五章 キリスト信仰と救済プロセス
第六章 ルターの「十字架の神学」
第七章 後期ルターにおける「十字架の神学」の継承問題
結 論
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