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内容詳細
「信仰は条件闘争ではない。
私は全国のキリスト者の声を聞くうちに、贖罪信仰がいかに信者を追いつめてきたかを知った。そんな中、荒井克浩先生の信仰の変化は暗闇に差す光だった。信じれば救われるのではなく、すでに救われている。それが信仰の出発点なのだ。」最相葉月氏推薦!
「荒井氏は謙虚にも、自らがその中へと置かれている『無教会』の『変革』に焦点を絞った著書名を選択したが、言うまでもなくこの問題の射程は、より広く、より遠くにまで、即ちキリスト教の『正統信仰』そのものの『変革』にまで及んでいる。」青野太潮氏推薦!
一人の無教会伝道者として、内村の信じた贖罪信仰をいま、問い直す──
無力な「十字架につけられたままのキリスト」に集中することから生まれた、新しい信仰の展望を描き出す書。
【目次】
<推薦の言葉>それは無教会だけの問題ではない(青野太潮)
まえがき
第一章 はじめに総論として
第二章 贖罪信仰から信仰義認へ
第三章 無教会の信仰における断絶と継承
第四章 無教会への問題提起
第五章 そのままでよい──神によるありのままの受容
第六章 全ての人への神の無条件の愛
第七章 「十字架につけられたままのキリスト」──復活理解
第八章 捨てられた神と共に
第九章 信仰義認から義認信仰へ
第一〇章 「贖罪信仰」の底を割ってその先へ進む
参考文献
あとがき
[著者紹介]荒井克浩(あらい・かつひろ)
1961年、東京に生まれる。立教大学経済学部卒業。無教会伝道者・高橋三郎に師事。日本聖書神学校卒業。独立伝道者。無教会・駒込キリスト聖書集会主宰。個人伝道雑誌『十字架の祈り』主筆。内村鑑三の聖書講堂や図書・資料を管理するNPO法人今井館教友会常務理事・事務局長。2021年に実現した目黒区中根から文京区本駒込への今井館移転に尽力した。