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内容詳細

自然と神と人間の親密な関係とは?
聖書における自然世界は、本当に人間を中心に描かれているのか? 旧約テキストに登場する自然物を、人格を持ち神と人に応答する活動的な存在として読み解き、人類学や哲学の視点を取り入れつつ古代イスラエルの自然観を論じた画期的な研究。環境問題と聖書の関係を再考するために最適の書!

【目次】

第1章 はじめに
二本の木──フライドとグレデ
二つの目的──釈義と生態学 
奇異と倫理 
概要

第2章 世界との対話──新しいアニミズム、メタファー理論、人格的自然観のテキスト
はじめに 
「概念の喪失」──コーラ・ダイアモンド、人格的自然観のテキスト、そして概念的距離の明示 
「新しいアニミズム」 
メタファーと関係性 
人格的自然観のテキストと忍耐 

第3章 見守る世界──五書における人格的自然観のテキスト
はじめに 
創世記 
出エジプト記 
レビ記 
民数記 
申命記 
慣用句とメタファー表現に関するメモ 
まとめ

第4章 知覚のある世界──預言書における人格的自然観のテキスト
はじめに 
戦争 
神の顕現 
演説 
悲嘆 
喜び 
まとめ  

第5章 語りかける世界──諸書における人格的自然観のテキスト
はじめに 
詩編における宣言 
ヨブの居場所の交渉 
境界線と至福 
まとめ 

第6章 おわりに──世界と仲良くする
さらなる研究への道 
概念の善とは何か 
共に生きる──パトリシア・ヨハンソンとジュール・ルナール 
宗教的共同体と気候変動 
喜びの約束

訳者あとがき
聖句索引
事項索引
参考文献

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