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内容詳細
義(ただ)しく、そして逞(たくま)しく
ゲルマン民族は古典古代とキリスト教の伝統を受容し、高い倫理性と合理性を基軸として、西欧文明の形成を担ってきた。中世以降マイスター制度のもとで手工業職人たちが伝承した知と技は、今なおドイツの産業界に息づいている。彼らの試練に満ちた軌跡を辿り、自由を重んじる西欧の信頼社会の真髄に迫る探究。
【目次】
プロローグ 荒れ野の四〇年
序 章 舞台の設定
Ⅰ 修道院への道
第一章 ローマ帝国とゲルマン民族
第二章 キリスト教の浸透
第三章 修道院での創造
Ⅱ 中世手工業職人
第四章 中世の職人たち
第五章 技術の貢献
第六章 産業革命と手工業職人たち
Ⅲ モダニズム
第七章 デザインと手工業職人
第八章 現在に生きる手工業
第九章 手工業職人の遺産
エピローグ 世界は一つ
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