凛として生きる -キリスト教教育に魅せられて-

戦火、権力の暴走、自然災害、コロナ禍、愛妻との別離——心痛に満ちた日々の中で綴られた、平和と人間の尊厳を訴える時事・聖書エッセイ集。関東学院中高校長、立教女学院中高校長・理事長、横浜学院学院長などを歴任し、長年にわたりキリスト教主義学校の教育現場をリードしてきた著者が未来に託すメッセージ。

ここに本物のキリスト教教育者による渾身の言葉を届けることができることを、心から嬉しく思う。
第一章「時をつかむ」で丁寧に語られるのは、時々の社会的状況、諸課題に対し、私たちが大切にすべき視座である。
第二章「聖書一口レッスン」を読んで驚くのは、平塚先生の聖書に対する深遠な理解である。
第三章の講演録は言うまでもなく、とりわけキリスト教教育関係者は必読である。

西原廉太氏（キリスト教学校教育同盟理事長・立教大学総長）推薦