民芸の心〔新装和英版〕

世界の心につなげられた日本の魂
「湯浅先生は、神と人、人と人、人と自然、さらには人と物とを、巧まずに結び合わせる稀有の人だった。本書は先生の生の声に触れられる得難い記録である。」
——村上陽一郎氏（科学史家、科学哲学者）推薦

◎研究者・教育者としての働きの一方、民芸品の蒐集家でもあった湯浅八郎が、晩年にICUで語った民芸に関する講義を書籍化。
◎初版（1978年）に英語訳を付し、装丁を一新。
◎カラー図版には湯浅八郎記念館の収蔵品を多数収録！

【目次】
［和文］
新装和英版に寄せて（国際基督教大学学長・岩切正一郎）

一　人生
二　第二の美の王国——民芸道、用と美
三　「見て知リソ」
四　民芸の美——きれ（布）の世界
五　民芸の心

付録
湯浅八郎年譜
初版あとがき（田中文雄）

解題——湯浅八郎『民芸の心』をめぐって（M. ウィリアム・スティール）
新装和英版あとがき（湯浅八郎記念館館長・ロバート・エスキルドセン）

［英文］
Preface (Iwakiri Shoichiro)

1. My Life
2. The Second Kingdom of Beauty
3. Look and Then Learn
4. The Beauty of Mingei
5. The Heart of Mingei

Appendix
Life History of Yuasa Hachirō
Afterword (original) (Tanaka Fumio)

Commentary: On Yuasa Hachirō’s “The Heart of Mingei” (M. William Steele)
Afterword (Robert Eskildsen)