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内容詳細

日本の教育史への変革を生み出した異文化体験

同志社総長・ICU初代学長を務めた教育者・湯浅八郎(1890-1981年)。約16年に及ぶ留学生活は、彼の国際的視野、キリスト教教育観、平和主義的精神の形成にいかなる影響を及ぼしたのか。20世紀初頭の在米留学生の動向を概観しつつ、湯浅の留学時代の実態を海外史料から活写し、培われた思想の現代性を考証する。

【目次】

第一章 渡米まで――生育環境と人間形成
第二章 二〇世紀初頭における在米日本人学生ネットワーク形成の背景と意義
第三章 湯浅八郎の国際感覚に対するアメリカ滞在の影響――イリノイ大学留学経験を中心に
第四章 第一〇代同志社総長時代の湯浅八郎と基督教教育同盟会
第五章 戦時下における湯浅八郎のアメリカ滞在の実態
第六章 戦後キリスト教教育と湯浅八郎
終 章 留学を取り巻く潮流と一留学生の経験

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