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内容詳細

日本の教会形成の知られざる立役者

幕末の1863 年に来日し、52 年間の長きにわたり日本伝道に奉仕した宣教師デビッド・タムソン(1835-1915)。彼がアメリカ長老教会海外伝道局に宛てた全書簡の日本語訳を収載。禁教令撤廃に奔走し、日本基督東京公会をはじめ多くの教会を設立、また教派合同、聖書翻訳、後進の育成に尽力するなど、日本プロテスタント黎明期に多大な貢献を果たしたタムソンの精力的な活動の一端を示す貴重な史料。

《編者紹介》中島耕二(なかじま・こうじ) … 1947 年生まれ。明治学院大学法学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。三菱製鋼㈱本社取締役、三菱重工精密鋳造㈱取締役、顧問を歴任。明治学院大学教養教育センター客員教授を経て、現在、同大学キリスト教研究所研究員。新栄教会長老。著書に『長老・改革教会来日宣教師事典』(共著、2003 年)、『近代日本の外交と宣教師』(2012 年)ほか。

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書評

 

52年間伝道に尽力した来日宣教師の足跡
〈評者〉山ノ下恭二

本のひろば2022年8月号書評