税込価格:1980円
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内容詳細

よく知られた聖書テキストだけれど、読んでみると戸惑ってしまう…
なぜこんな言葉が聖書に収められているのだろう? イエスはなぜそんな言葉を語ったのだろう?
聖書を読む人は誰しも、そんな疑問を感じることがあるのではないでしょうか。

本書は、社会学者である著者が、そのような率直な「なぜ」という問いを出発点として、聖書テキストに身を投じてゆくものです。
そして、その現場に思いがけない喜びの「出来事」が立ち現れてくる体験を、聖書を読む人皆と分かち合おうとするものです。
三十数年来、京都大学で聖書研究会を主宰してきた著者の、真摯な考察の成果です。

全12篇の内容は、一篇20頁程度でそれぞれ完結しており、気になる聖書箇所を扱う所から読み始めることができます。
タイトルには『続』とありますが、前作『社会学者、聖書を読む』(2009年)を踏まえなくても、読み進められる内容になっています。

どの一篇も、聖書を読もうとするすべての人にとって、一読の価値ある珠玉の考察です。

本書を手に取るあなたにも、神の慈しみの「出来事」が起こりますように!

[目次]

  • 小犬とパン屑(マタイによる福音書15:21-28)
  • 罪人を招くために来た(マタイによる福音書9:9-13)
  • 真珠を豚に投げてはならない(マタイによる福音書7:6)
  • 狼の群れに小羊を送る(ルカによる福音書10:1-3)
  • 荒れ野への導き(ホセア書2:16-17)
  • 金持ちの男の困難(マルコによる福音書10:21)
  • ヨセフの涙(創世記43:29-30)
  • 右の手のすることを左の手に知らせてはならない(マタイによる福音書6:2-3)
  • 思い起こす神(出エジプト記2:23-24)
  • 非難された僕(マタイによる福音書25:24-28)
  • なめくじのように溶けよ(詩編58:7-10)
  • すべての人に対してすべてのものになる(コリントの信徒への手紙一9:19-23)
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