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内容詳細
懐疑と信仰のはざまを生きる、現代人のための信仰の手引き
宗教改革期の告白的戦いと神学構築の途上にあって、美しくも力強い言葉で福音を語り伝えたハイデルベルク信仰問答。しかし、現代の教会で信仰教育のために使おうとすると、時代的な隔たりを感じることも少なくない。本書はその意味で、ハイデルベルク信仰問答と現代との間に橋を架ける試みの一つである。キリスト教信仰を学ぶ上で重要な14の主題を取り上げて、その現代的意味を問い直す!
「ハイデルベルク信仰問答にはたくさんの宝が詰まっています。そして現代を生きるキリスト者の人生にとって、この宝を発見し掘り出すことには、苦労するだけの価値があります。それはすなわち、自分自身の人生を実り豊かなものにしてくれるものだということです。本書の目標とするところは、一六世紀に語られた事柄すべてをそのまま正しく真実なものと見なすことにはありません。むしろ重要なことは、対話を通して現代を生きるキリスト者が自分の信仰をよく理解することなのです」(「日本語版序文」より)
【目次】
日本語版序文
まえがき
序
第1章 神の認識──神についてどのように語ることができるだろうか
第2章 聖なる書物としての聖書──神についての知識はどこから来るのだろうか
第3章 知ること、本当だと思うこと、そして信頼すること──「信じる」とはどういうことなのだろうか
第4章 罪──人間は悪い存在なのだろうか
第5章 義──神の贖いの道
第6章 キリストと私たちキリスト者──参与すること
第7章 義とされた人間──義とされ、そして生きること
第8章 創造を信じる──慰めと委託
第9章 聖霊──キリストと一つにされること
第10章 教会を信じる──賜物を授けられて生きること
第11章 洗礼と聖餐──確証を与えられて生きること
第12章 祈り──私たちが祈れるように教えてください
第13章 感謝──喜びと愛をもって善き業を行うこと
第14章 希望──神の将来を今日信頼すること
注
訳者あとがき
- 投稿タグ
- ハイデルベルク信仰問答, 宗教改革, 教理, 芳賀力